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立間編集長の思索部屋~FOOTBALL NOTE分室~

海外組日本人選手の評価:2022-2023シーズン夏の移籍市場

今回、移籍市場における目玉選手はノルウェー代表フォワード、アーリング・ハーランド選手が、ドルトムントからマンチェスター・シティへ移籍した。
移籍金は推定5,100万ポンド(約74億円)と、当初想定されていた推定6,300万ポンド(約101億円)の大型移籍にはならなかったようだが、マンチェスター・シティから移籍する際には200億円を超える高額な契約解除違約金が設定されていると噂されており、若干21歳にして今後の活躍が大いに期待されている。

センターフォワードといえば、ポーランド代表のロベルト・レヴァンドフスキ選手がバイエルン・ミュンヘンからバルセロナへ移籍した。
移籍金は推定4,500万ユーロ(約63億円)+出来高500万ユーロ(約7億円)となったようだ。現在34歳の年齢を考えると4年契約は異例だが、バイエルン在籍時の2014-15シーズンから2021-22シーズンまでの8シーズン、リーグ戦だけで238ゴールを奪った得点力に期待がかっている証拠だと思う。

私が個人的に驚いたのは、ブラジル代表のカゼミーロ選手がレアル・マドリードからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍したことだ。
移籍金は推定6,000万ポンド(約97億円)と守備的MFの選手としては破格の金額となった。第3者から見れば、現在30歳とキャリアでも最高の時期になぜ?という感情しか出てこなかったが、頂点を極めた選手にしか見えないものがあるのかもしれない。

2022カタールW杯が11月開幕の影響で、例年と比較したら動きは鈍化するかと思っていた。ハーランド選手とレバンドフスキ選手には移籍の噂が出ていたので驚きは少なかったが、カゼミーロ選手の移籍だけは本当に予想外だった。

日本人選手もW杯が11月開幕とはいえ、日本代表で中心となっている選手の多くは新天地への移籍を決めている。ここからは海外組日本人選手の移籍動向を追っていく。

2022-2023夏.日本人選手移籍金トップ5

Jリーグからの海外移籍は依然としてレンタル移籍から買取オプションの流れが多い傾向にあるが、ヨーロッパでプレーしているなら日本人選手でも完全移籍での移籍成立が増えてきた。

完全移籍で移籍が成立する。というのは保有元クラブが事前に設定した移籍金の支払いに応じた別のクラブへの移籍が認められることを意味する。
良い選手を安い移籍金で獲得出来ることが理想的である一方で、高い移籍金を支払って獲得したのに結果がついて来なかったらただの損失になってしまう。

日本人選手を10億程度の移籍金なら支払ってでも欲しいクラブが増えたことは良いことだ。2022-2023シーズン夏の移籍市場で発生した日本人選手の移籍金についてトップ5を出してみた。

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サッカー日本代表:カタールW杯メンバー入りをかけたラストサバイバル

カタールW杯本大会メンバー発表前の最後の代表活動ということもあり、メンバー入りをかけたラストサバイバルになるものと思われましたが、新しい選手を積極的に起用するというよりはW杯本番に向けてのテストマッチの要素が多く、既にW杯に連れていく選手は20名程度決まっているような采配にも感じました。

 

ラストサバイバルではなかった

コラムのタイトルを「カタールW杯メンバー入りをかけたラストサバイバル」としましたが、W杯本大会メンバー入りのサバイバルは、海外組を含む常連組にとっては6月の国際親善試合、国内組にとっては7月のE-1選手権で終わっていたのかもしれません。

選手の起用法を見ると、W杯本番仕様に適応する選手を見抜いているような作業の印象を受けました。連携面を考えた時の選手をフォーメーションに当てはめるやり方に終始したことで、サバイバルでは無く序列の確認作業が強かったのではないかと思います。

久保建英選手を左サイド、冨安健洋選手を右サイドバック原口元気選手を右ウィングバックでの起用と、これまで代表では全く見せなかったパターンを試したことが、サバイバルよりもポジション別に序列の確認作業を行ったことをより強調することになりました。

今回選ばれたメンバーの中で、アメリカ戦、エクアドル戦に出場機会を与えられなかった川島永嗣選手、谷晃生選手、瀬古歩夢選手、旗手怜央選手ですが、第3GKとして川島選手と谷選手のどちらかがW杯メンバーに入ると思いますが、瀬古選手と旗手選手は厳しい立場になりました。

瀬古選手は怪我で離脱している板倉滉選手の代役として、旗手選手にはインサイドハーフサイドバックなどのユーティリティ性を評価されての招集だったはずです。しかし実際に手元で比較した時に守備強度なら板倉選手、ユーティリティ性なら原口選手の方が上という判断に至ったのだと予想します。

E-1選手権で結果を残しチャンスが与えられた相馬勇紀選手、町野修斗選手ですが、少ないながらもプレー時間は与えられはしましたがインパクトに残るプレーは無かったように思います。相馬選手と上田綺世選手の連携に得点の可能性を感じたため、相馬選手はなんとか当落線上に踏みとどまったはずですが、序列を覆すまでには至らなかったように思います。

個人的にW杯アジア最終予選から継続して招集されている常連組を除くと、アピール出来たのは上田選手と相馬選手だけでした。軸が決まらない1トップに飽和状態の2列目に新戦力が出て来る。これがW杯本大会メンバー入りをかけたラストサバイバルにふさわしい展開だと考えます。選手の序列に関してはメンバー発表後でも遅くないかと思います。

本大会登録メンバー選出の伏線

カタールW杯本大会出場登録メンバーの枠は「26」ですが、今回の背番号を見て当落線上の選手が一目瞭然でした。厳密に言えば24から30の番号だった選手が選ばれるかどうかの瀬戸際にいたのではないかという仮説を立てました。

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サッカー日本代表:国際親善試合アメリカ代表・エクアドル代表戦マッチレポート(海外遠征)

 

カタールW杯前最後の代表活動ではアメリカ、エクアドルとの2試合が組まれている。今回の国際親善試合は海外遠征となりドイツ・デュッセルドルフにて試合が開催されることになった。W杯グループリーグ初戦で対戦するドイツの地で日本代表がどういう試合を見せるのか注目している。

アメリカ戦:マッチレポート

日本は4-2-3-1でスタート。トップ下に鎌田選手を配置するパターンで来たが、基本フォーメーションは4-2-3-1がベースで考えているのだろうか。

あくまで4-3-3は守備的に行くためのプランBの意味合いがあると思ったのは、センターフォワード不在と中盤3枚の構成が1パターンしかないところに落ち着いたのかと考えたが、アメリカが4-3-3で来るのがスカウティングでわかっていたから日本がフォーメーションを変えて対応した柔軟性を見せたと考えるのもありだ。

相手の出方を予測しての選手起用やフォーメーションを決めることが出来れば理想だが、それがハマった結果が前半の良い試合を生み出していた。

後半から選手を入れ替えたことで、立ち上がりは前半と同じようにはいかなかった。前線からのプレスが前半ほど機能しておらず、アメリカの攻守の切り替えの速さに対応できない場面もあったが、ダブルボランチを中心にチームとしての守備は90分を通して安定していた。

欲を言えば、追加点をもっと早い時間帯で奪えたらゲームプランとしては理想だったかもしれない。積極的にゴールを狙うのか、1点をリードしているから無理せずに攻守のバランスをとるのか、はっきりしないプレーも見られたが、アメリカ戦での結果と内容には満足している。

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エクアドル代表戦:マッチレポート

日本は4-2-3-1、エクアドルは4-3-3でスタート。相手が4-3-3で来る時、日本は4-3-3で迎え撃つのではなく4-2-3-1で戦うことは2試合を通じて理解できた。
それでも日本の4-3-3がアジア以外でどこまで通用するか確認したかったが、グループリーグ初戦のドイツ戦まで温存した可能性も考えられるし、6月のチュニジア戦で3失点を喫したから使わない可能性も否定できない。

エクアドルは前半から激しいプレスから縦に早い攻撃を仕掛けてきた。日本にボールの取り所の目星をつけらえないようにボールを動かしていたので日本のプレスは全くハマらず、ジリジリとラインを下げてしまい守備に回る時間帯が多かった。
日本のマイボールの時間帯もあったけど、バックパスや消極的な横パスばかりで興ざめだった。苦し紛れに蹴り出す縦へのロングボールだけでは相手の守備は崩すことは出来ない。

後半、日本は上田選手を投入して前線で起点を作れるようになってからは徐々に攻撃の形を作れるようになってきた。しかし最後のところで決定力不足を露呈し得点には繋がらなかった。
この試合、1番の見せ場を作ったのはシュミット・ダニエル選手。後半38分のPKを止めてスコアレスドローに持ち込み守護神争いに名乗りを上げた。

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2022年9月.日本代表国際親善試合「招集メンバー」

[GK]
 1.川島永嗣ストラスブール/フランス)
12.権田修一清水エスパルス
23.シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/ベルギー)
30.谷 晃生(湘南ベルマーレ

[DF]
 5.長友佑都FC東京
22.吉田麻也シャルケ/ドイツ)
19.酒井宏樹浦和レッズ
 3.谷口彰悟川崎フロンターレ
 2.山根視来(川崎フロンターレ
20.中山雄太(ハダースフィールドイングランド2部)
16.冨安健洋(アーセナルイングランド
28.伊藤洋輝(シュトゥットガルト/ドイツ)
 4.瀬古歩夢(グラスホッパーズ/スイス)

[MF]
 8.原口元気ウニオン・ベルリン/ドイツ)
 7.柴崎 岳(レガネス/スペイン2部)
 6.遠藤 航(シュトゥットガルト/ドイツ)
14.伊東純也(スタッド・ランス/フランス)
10.南野拓実モナコ/フランス)
13.守田英正(スポルティングポルトガル
15.鎌田大地(フランクフルト/ドイツ)
27.相馬勇紀(名古屋グランパス
18.三笘 薫(ブライトン/イングランド
24.旗手怜央(セルティックスコットランド
21.堂安 律(フライブルク/ドイツ)
17.田中 碧(デュッセルドルフ/ドイツ2部)
11.久保建英レアル・ソシエダ/スペイン)

[FW]
 9.古橋亨梧(セルティックスコットランド
25.前田大然(セルティックスコットランド
26.上田綺世(セルクル・ブルージュ/ベルギー)
29.町野修斗湘南ベルマーレ

カタールW杯メンバー入りをかけた国内組ラストサバイバル

国内組で構成された日本代表チームだが、2勝1分の勝ち点7でEAFA E-1選手権2022のタイトルを獲得しました。各試合の詳細はマッチレポートに掲載していますが、振り返れば全勝優勝も可能だったと思います。

常連組と国内組を比較

球際の強さやパススピードは常連組の方が上だったと思います。1番の違いは危険察知能力の差でした。危ない場面で体を張っている選手が少なかったのが気になりました。たまたま得点には繋がらなかっただけで対戦相手が強くなればなるほど失点のリスクは高くなります。バイタルエリアでフリーにさせている場面やミドルシュートを簡単に打たせてしまったりと、プレスをかけるのが2歩も3歩も遅かったのは致命的です。

連携面では急造チームを懸念して、同じクラブ(横浜F・マリノスサンフレッチェ広島)の選手をある程度まとめて起用することで補う配慮はあったと思います。年に数回しかない代表活動の中で常連組の軸となっている選手は、それまでの積み上げてきたものがあるので比較材料にするには難しいですが、総合的に見ても連携面での差はそこまで無いと判断しています。

国内組はチームとしての一体感は出来ていましたが、全体的におとなしい印象を受けました。1ランクも2ランクも上を目指すなら、誰が見てもダメだとはっきりわかるプレーに対しては選手同士がピッチ上でぶつかっても良かったのかもしれません。日本の文化的に仕方ない部分もありますが「闘将」と称される選手が見当たらないことに物足りなさを感じています。

アピールに成功した選手

E-1の3試合を個人的な見解から総合的に判断してアピールに成功した3選手をピックアップしました。

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今後の日本代表スケジュール(予定)

強化試合(海外遠征)

9月23日:アメリ
9月27日:エクアドル

カタールW杯

◆日本代表スケジュール(試合時間は日本時間)
11月23日22時:ドイツ
11月27日19時:コスタリカ
12月 2日 4時:スペイン

サッカー日本代表:EAFF E-1サッカー選手権2022/韓国代表戦マッチレポート

日本は2戦を終えて1勝1分の勝ち点4。一方韓国は2連勝で勝ち点6。
終戦は実質的に決勝戦の立ち位置で行われる日韓戦は、日本は勝つしかタイトルを獲得できないのだが、日韓戦はどの試合であっても負けるわけにはいかない。E-1のタイトルがかかった試合なら尚更だ。

マッチレポート

日本は試合開始からゴールを狙う積極的な姿勢は見せていたと思う。それでも時間が経過するにつれて韓国の方が冷静に対応していたところが前半をスコアレスドローで折り返した理由だろう。

前半の内容は韓国の方が上回っていたが決定機を作っていたのは日本の方が上だった。相手ゴールキーパーのファインセーブやゴールポストに阻まれた場面もあったが、香港戦、中国戦とは違う見ていて引き込まれるプレーは随所に見れていた。

それが結果に繋がったのは後半になってから。先制点、追加点、ダメ押しと得点を奪う時間帯も良く、韓国が戦意喪失しているのは画面越しにもはっきりとわかり、日本が3点リードした段階で試合は決まっていた。

【フォーメーション:4-2-3-1】
()内は交代時間と交代出場した選手

        
        町野修斗   

 相馬勇紀   西村拓真   水沼宏太
(87,満田誠)  (78,脇坂泰斗)  (59,宮市亮)
              (78,森島司)

    岩田智輝   藤田譲瑠チマ
           (87,橋本拳人)

佐々木翔           小池龍太

    畠中槙之輔   谷口彰悟

          谷晃生

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招集メンバー

GK
大迫敬介(サンフレッチェ広島
谷 晃生(湘南ベルマーレ
鈴木彩艶(浦和レッズ

DF
佐々木翔サンフレッチェ広島
谷口彰悟川崎フロンターレ
山根視来(川崎フロンターレ
畠中槙之輔横浜F・マリノス
小池龍太(横浜F・マリノス
中谷進之介名古屋グランパス
荒木隼人(サンフレッチェ広島
大南拓磨(柏レイソル
杉岡大暉(湘南ベルマーレ

MF
水沼宏太横浜F・マリノス
橋本拳人ヴィッセル神戸
野津田岳人サンフレッチェ広島
脇坂泰斗(川崎フロンターレ
相馬勇紀(名古屋グランパス
岩田智輝(横浜F・マリノス
森島 司(サンフレッチェ広島
満田 誠(サンフレッチェ広島
藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス

FW
宮市 亮(横浜F・マリノス
西村拓真(横浜F・マリノス
岩崎悠人(サガン鳥栖
町野修斗湘南ベルマーレ
細谷真大(柏レイソル

サッカー日本代表:EAFF E-1サッカー選手権2022/中国代表戦マッチレポート

初戦の香港戦を6対0で勝利した日本代表は、2戦目に中国代表と対戦する。出来れば連勝して大一番となる最終戦の韓国代表を迎えたいところだが、大勝した次の試合はロースコアの展開になりやすいのだが果たして…

マッチレポート

90分を通じて五分五分の試合になった。こういう試合はベンチワークが差をわけるのだが、1トップで起点を作るのが難しいなら、2トップにするプランをチームとして持っていないのだろうか。

急造チームのため、同じクラブに所属する選手を中心に並べて連携面の不安を補うのは理解できるが、それをベースに選手をフォーメーションに当てはめただけで、あとは選手任せにしているようにしか思えない采配だった。

自国開催でタイトル獲得のためには勝利が必須だった試合とは思えない内容に落胆した。初戦と比べても準備時間は少ないながらもあったはずなのに、具体的なゲームプランが見えないままスコアレスドローで終わってしまった印象だ。

【フォーメーション:4-2-3-1】
()内は交代時間と交代出場した選手

        
        細谷真大
       (62,町野修斗)

 森島司    脇坂泰斗   宮市亮
(81,相馬勇紀) (81,西村拓真) (69,満田誠)

    野津田岳人   橋本拳人

佐々木翔           小池龍太
(62,杉岡大暉)

    荒木隼人   中谷進之介

         大迫敬介

日本の攻撃について

引いた相手に対しては常に苦戦している。
ミドルシュートも少なければ、効果的な縦パスを入れる回数も少ない。後ろでボールを回して組み立てているだけのプレーをもう何度見てきたが、こうなると得点が決まらないのはもはや日本の伝統芸だ。

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招集メンバー

GK
大迫敬介(サンフレッチェ広島
谷 晃生(湘南ベルマーレ
鈴木彩艶(浦和レッズ

DF
佐々木翔サンフレッチェ広島
谷口彰悟川崎フロンターレ
山根視来(川崎フロンターレ
畠中槙之輔横浜F・マリノス
小池龍太(横浜F・マリノス
中谷進之介名古屋グランパス
荒木隼人(サンフレッチェ広島
大南拓磨(柏レイソル
杉岡大暉(湘南ベルマーレ

MF
水沼宏太横浜F・マリノス
橋本拳人ヴィッセル神戸
野津田岳人サンフレッチェ広島
脇坂泰斗(川崎フロンターレ
相馬勇紀(名古屋グランパス
岩田智輝(横浜F・マリノス
森島 司(サンフレッチェ広島
満田 誠(サンフレッチェ広島
藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス

FW
宮市 亮(横浜F・マリノス
西村拓真(横浜F・マリノス
岩崎悠人(サガン鳥栖
町野修斗湘南ベルマーレ
細谷真大(柏レイソル

サッカー日本代表:EAFF E-1サッカー選手権2022/香港代表戦マッチレポート

今回は海外組が招集できないためオール国内組でE-1に臨むことになる日本代表。代表常連組がほとんどいない中で、短期間の間にどれだけチームとしてまとまっていけるか、カタールW杯出場メンバーに向けてどこまで選手がアピールしてくるのかに注目している。

マッチレポート

フォーメーションを4-3-3から4-2-3-1に変えてきた。メンバーが大幅に入れ替わったことや初招集組が多かったので、戦術的なことを考えるとオーソドックスな4-2-3-1が採用されたのだろう。

初戦となった香港代表戦は集まってすぐの試合だったので連携面は度外視して良い。横浜F・マリノスの選手を軸にした構成となったのは仕方ないが、第22節を終えてJリーグで首位に立っているチームなので異論は無かった。

前半から日本のゴールラッシュとなった。といってもあれだけスペースがあればやりたい放題できていたのでアピール材料になったのかはわからない。また途中出場した選手達にとってアピールするには不運な試合展開だった。

後半から香港代表が一気に3枚替えを行なったが、日本の攻撃を止めることができなかった。日本と香港の力の差が歴然だったため、この試合だけで評価するのは難しい。もし評価するなら3試合を通じて総合的に判断するのが良さそうだ。

【フォーメーション:4-2-3-1】
()内は交代時間と交代出場した選手

        
        町野修斗   

  相馬勇紀   西村拓真   水沼宏太
(64,宮市亮)  (64,岩崎悠人)  (64,脇坂泰斗)

    岩田智輝   藤田譲瑠チマ

杉岡大暉           山根視来
              (74,大南拓磨)

    畠中槙之輔   谷口彰悟
          (HT,中谷進之介

         鈴木彩

日本の攻撃について

選手が自分の特徴を活かしたプレーが噛み合ったから得点が生まれている。選手の個の力だけで打開できるだけの技術差も明確だった。相手のプレスもそこまで激しくないし、フリーでボールを持てる瞬間もあったのでもう少しゴールが決まっていてもおかしくなかった。

 

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招集メンバー

GK
大迫敬介(サンフレッチェ広島
谷 晃生(湘南ベルマーレ
鈴木彩艶(浦和レッズ

DF
佐々木翔サンフレッチェ広島
谷口彰悟川崎フロンターレ
山根視来(川崎フロンターレ
畠中槙之輔横浜F・マリノス
小池龍太(横浜F・マリノス
中谷進之介名古屋グランパス
荒木隼人(サンフレッチェ広島
大南拓磨(柏レイソル
杉岡大暉(湘南ベルマーレ

MF
水沼宏太横浜F・マリノス
橋本拳人ヴィッセル神戸
野津田岳人サンフレッチェ広島
脇坂泰斗(川崎フロンターレ
相馬勇紀(名古屋グランパス
岩田智輝(横浜F・マリノス
森島 司(サンフレッチェ広島
満田 誠(サンフレッチェ広島
藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス

FW
宮市 亮(横浜F・マリノス
西村拓真(横浜F・マリノス
岩崎悠人(サガン鳥栖
町野修斗湘南ベルマーレ
細谷真大(柏レイソル

[招集辞退]
武藤嘉紀ヴィッセル神戸※怪我のため

 

2022カタールW杯を半年後に控えた日本代表の6月シリーズを振り返る

6月に日本代表戦を4試合実施したのはW杯本番に向けてのシミュレーションのつもりだったと思います。仮にグループリーグを突破し決勝トーナメント1回戦まで残ったとすれば、試合に向けたコンディション調整など同じようなスケジュールになるはずです。チームとして長い期間一緒に行動することで発生した問題などピッチ外のことはわかりませんが、ピッチ内での問題は難題ばかりでした。

収穫と課題

4試合を通じて収穫と課題がはっきりしました。

収穫は、W杯優勝候補国と対戦してもスコアレスの展開が続くなら守備はある程度計算できること。ブラジルを相手に引いて守る守備戦術は機能していたので、ドイツ、スペインが相手でも先制点を奪われるまで守備はある程度耐えれると考えます。

課題は、攻撃パターンが決まっていること。全体的に守備に重心を置いているため、どうしても前線に人数をかけれず個の力での突破に頼る場面が目立っています。
また伊東純也選手、三笘薫選手が機能していないと得点には繋がらないことが証明されてしまいました。

攻撃の戦術を各選手の個の力に依存しまっているのはチームとして未熟ではないだろうか。確かに勝負を決める瞬間は個の力によるものが大きいです。
しかしそれはあくまでチームとしての連動が取れていることが前提での話。1対1の場面でも状況的に2対1の場面を作り出して、相手に守る選択肢を増やせば1対1を制する可能性は増えるので、個の力に頼る戦術を貫き通すなら周りの攻撃陣がいかにピッチ内で連動出来るのかにかかっています。

日本対策してきた国は3トップの両翼とアンカーのところを最大限注意していました。現代表のストロングポイントなので警戒されるとわかっていたと思いますが、個の力で突破できないと詰まって後ろへパスする選択しかなかったのは自分たちの無策を露呈しただけです。

次にビルドアップですが、代表活動期間中に改善されることはありませんでした。ワンタッチ、ツータッチとタッチ数を少なくして前線に運んで仕掛ける工夫も欲しかったし、裏のスペースへのフリーランニングや、密集地帯で味方のためにスペースを空ける動きなどチームのために自分を犠牲に出来る選手が前線に少なかったのは選手個人の意識の差ではないだろうか。

特に足元でボールを受けようとする動きしか見れないことが残念で、ボールを受ける瞬間は芝に足を固定されてしまうようなプレーの連続に見えました。足元でパスを受けるにしても、出し手と受け手の関係もイマイチで、受け手側が今立っているポジションでは相手のマークが付きやすいから、少し動いてマークを外して、出し手側に足元へのボールを要求するなど他にもやり方はあったはずです。

日本代表の悪しき伝統の1つに「得点力不足」がありますが、ブラジル、チュニジアとの試合ではホームゲームにも関わらず枠内シュート0に終わる大失態を晒しました。
ピッチでプレーしていた選手にも工夫は欲しかったところですが、選手の特徴を考えず、システムに選手をはめただけのベンチワークが最大の問題点です。交代する選手にしても試合前から決まっていたような采配の連続で試合の流れなど全く意図していないようでした。

スタジアムでの歓声が制限されていたおかげで、ベンチからの指示の声はテレビ視聴中でも聞こえてきました。守備に関する指示は出ていても点を取りに行くための指示が出ていなかったのは、攻撃は選手任せだったということが明らかになった。

このチームでいう積み上げとは常連組による連携の成熟度だと仮定するなら、W杯本大会でのグループリーグ突破は全く期待出来ません。守備戦術は整備されていても攻撃戦術が選手の個人技だけに頼るようでは、グループリーグ無得点で敗退する可能性の方が確率は高いです。

第2回シミュレーション選手選考

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サッカー日本代表:国際親善試合[キリンカップ決勝]チュニジア代表戦マッチレポート

キリンカップ準決勝でガーナと対戦し4対1で勝利した日本代表だったが親善試合の雰囲気を払拭出来なかった。カタールW杯アジア最終予選では出番が少なかった選手も多く起用されているが、W杯を半年後に控えた今の段階になってもアピールが不足しているようにも感じる。

ゴールやアシストの明確な数字も大切だが、空いたスペースへフリーランニングを繰り返す選手、球際で戦える選手が少ないこと、ピッチ上で強烈な存在感を放つ選手がいないことが気がかりだ。チュニジア戦はキリンカップの決勝でありタイトルがかかった試合になるため、結果も内容も求められる。

マッチレポート

W杯出場国同士の対戦となると、どこの国と対戦しても拮抗した展開になることを予想していたのだが、前半はスコアレスで折り返すも後半にPKで先制を許し、前がかりになったところを突かれて追加点、さらに後半アディショナルタイムにダメ押しゴールを奪われてしまい結果も内容も完敗だった。

チュニジアが日本対策として遠藤航選手のところでボールを奪ってくることは十分想定できたはずだ。今の日本代表の軸は遠藤選手のところで間違いない。
中盤の底に入る攻守のキーマンを消しにきた相手に対して、日本は準備していなかったのか修正するまでに時間が必要だった。

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招集メンバー

◆メンバーリスト

▼GK
川島永嗣ストラスブール
権田修一清水エスパルス
シュミット・ダニエル(シントトロイデン)
大迫敬介(サンフレッチェ広島

▼DF
長友佑都(FC東京)
吉田麻也サンプドリア
谷口彰悟川崎フロンターレ
山根視来(川崎フロンターレ
板倉滉 (シャルケ
中山雄太(ズウォレ
冨安健洋(アーセナル
伊藤洋輝(シュトゥットガルト
菅原由勢(AZ)

▼MF
原口元気ウニオン・ベルリン
柴崎岳 (レガネス
遠藤航 (シュトゥットガルト
伊東純也(ゲンク)
南野拓実リバプール
守田英正(サンタクララ
鎌田大地(フランクフルト)
三笘薫 (サンジロワーズ)
堂安律 (PSV)
田中碧 (デュッセルドルフ
久保建英マジョルカ

▼FW
浅野拓磨ボーフム
古橋亨梧(セルティック
前田大然(セルティック
上田綺世(鹿島アントラーズ

サッカー日本代表:国際親善試合[キリンカップ準決勝]ガーナ代表戦マッチレポート(2022年6月10日)

ブラジル代表との国際親善試合は0対1で敗れました。惜敗なのか完敗なのか。全体的な内容だと惨敗だったのか様々な意見が出ました。

個人的にはスコア以上の差があったとは思います。守備陣はある程度計算できた部分はありますが、問題は全く見せ場を作れなかった攻撃陣にあります。
ブラジル戦に出場したけど結果が残せなかった選手、ここまで出場機会に恵まれていない選手がどこまで奮起するのか、結果次第では大幅な入れ替えがあるかもしれません。

この試合から国際親善試合ですがキリンカップと称され日本、ガーナ、チリ、チュニジアの4カ国によるノックアウト方式での開催。90分で決着が付かなければPK戦で決着をつけることになります。ですが本番を想定するなら延長戦を含めて実施してほしかったところです。

キリンカップ準決勝、日本の相手はカタールW杯に出場するガーナ。ガーナにとってはグループリーグで韓国と対戦することが決まっているため、日本との一戦は仮想韓国として最高のシミュレーションになり、本番を半年後に控えるW杯出場国同士の重要な一戦になると期待していたのですが…

マッチレポート

日本の先発メンバーが発表された段階で4-2-3-1だと思って配置を確認したら4-3-3と少し違和感を覚えた。
全体的に前がかりになり過ぎていて、アンカーとインサイドハーフの距離感がいつもより遠く感じ、強豪相手に守備では良い結果を残した次の試合ではほころびが出たのかなという印象。

ブラジル戦から多少メンバーが変わっていたのも影響してたのか、ガーナが試合の序盤から集中したプレーをしていなかったから助かっただけで、ブラジル戦で見せたような組織的な守備は影を潜めていたように思う。

個人的にはシステムに選手をはめる弊害が出たという見解です。システムに選手をはめるより、選手によってシステムを柔軟に変化させた方が日本代表にとっては良いのではないだろうか。

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招集メンバー

◆メンバーリスト

▼GK
川島永嗣ストラスブール
権田修一清水エスパルス
シュミット・ダニエル(シントトロイデン)
大迫敬介(サンフレッチェ広島

▼DF
長友佑都(FC東京)
吉田麻也サンプドリア
谷口彰悟川崎フロンターレ
山根視来(川崎フロンターレ
板倉滉 (シャルケ
中山雄太(ズウォレ
冨安健洋(アーセナル
伊藤洋輝(シュトゥットガルト
菅原由勢(AZ)

▼MF
原口元気ウニオン・ベルリン
柴崎岳 (レガネス
遠藤航 (シュトゥットガルト
伊東純也(ゲンク)
南野拓実リバプール
守田英正(サンタクララ
鎌田大地(フランクフルト)
三笘薫 (サンジロワーズ)
堂安律 (PSV)
田中碧 (デュッセルドルフ
久保建英マジョルカ

▼FW
浅野拓磨ボーフム
古橋亨梧(セルティック
前田大然(セルティック
上田綺世(鹿島アントラーズ

サッカー日本代表:国際親善試合/ブラジル代表戦マッチレポート(2022年6月6日)

6月2日に開催された国際親善試合でホームの日本はパラグアイを4対1で勝利、ブラジルはアウェイで韓国と対戦し5対1で勝利して、この試合を迎えました。

カタールW杯を半年後に控えて、ブラジル代表も現時点でのベストメンバーを揃えてくれましたが、日本がどこまでブラジルを本気にさせることが出来るのかにかかっています。

マッチレポート

前半は日本の守備が耐えた形になった。強豪を相手にした時はこういう展開になるのは仕方ない。防戦一方ではなく効果的にカウンターを見せるなど出来ることはやっていたが、自力の差は明確だった。

また前半から耐える場面が多かったので、後半30分以降に運動量が落ちる懸念もあった。国際親善試合のため選手交代が6人まで認められていることもあって、選手のパフォーマンスが目に見えて下がる場面は無かったが、公式戦でも同じような戦い方が出来るとは限らない。

パラグアイ戦でも課題に挙げられていた最終ラインからのビルドアップは改善しないと守備から攻撃への切り替えが上手くいかない。マイボールになってもすぐに奪われてしまったら守備の時間が増えるだけで消耗していくだけ。
90分を通して日本の守備は通用することはわかったが、それでも0対1で敗れたことに変わりはない。結果は僅差だったがスコア以上の差はあった。

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招集メンバー

◆メンバーリスト

▼GK
川島永嗣ストラスブール
権田修一清水エスパルス
シュミット・ダニエル(シントトロイデン)
大迫敬介(サンフレッチェ広島

▼DF
長友佑都(FC東京)
吉田麻也サンプドリア
谷口彰悟川崎フロンターレ
山根視来(川崎フロンターレ
板倉滉 (シャルケ
中山雄太(ズウォレ
冨安健洋(アーセナル
伊藤洋輝(シュトゥットガルト
菅原由勢(AZ)

▼MF
原口元気ウニオン・ベルリン
柴崎岳 (レガネス
遠藤航 (シュトゥットガルト
伊東純也(ゲンク)
南野拓実リバプール
守田英正(サンタクララ
鎌田大地(フランクフルト)
三笘薫 (サンジロワーズ)
堂安律 (PSV)
田中碧 (デュッセルドルフ
久保建英マジョルカ

▼FW
浅野拓磨ボーフム
古橋亨梧(セルティック
前田大然(セルティック
上田綺世(鹿島アントラーズ