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立間編集長の思索部屋~FOOTBALL NOTE分室~

U-21サッカー日本代表:UAE遠征「ドバイカップU-23」試合結果

U-21日本代表のUAE遠征を振り返ります。
ドバイカップU-23では、ウズベキスタンクウェートUAEと総当たりで対戦した。

【招集メンバー】
※選手名敬称略。

[GK]
小島亨介(早稲田大学
谷晃生 (ガンバ大阪
山口瑠伊(エストレマドゥーラ/スペイン)

[DF]
板倉滉 (べガルダ仙台)
大南拓磨(ジュビロ磐田
立田悠悟(清水エスパルス
橋岡大樹(浦和レッズ
小林友希(ヴィッセル神戸U-18

[MF]
中山雄太(柏レイソル
三好康児コンサドーレ札幌
長沼洋一(FC岐阜
伊藤達哉(ハンブルガーSV/ドイツ)
藤谷壮 (ヴィッセル神戸
岩崎悠人(京都サンガ
松本泰志(サンフレッチェ広島
杉岡大暉(湘南ベルマーレ
菅大輝 (コンサドーレ札幌
神谷優太(愛媛FC
伊藤洋輝(ジュビロ磐田
久保建英(横浜F・マリノス

[FW]
小川航基(ジュビロ磐田
上田綺世(法政大)
旗手怜央(順天堂大

 

U-23ウズベキスタン戦>

U-21日本代表 2-2 U-23ウズベキスタン代表

フォーメーション:3-4-2-1
===================

       小川航基
        (上田綺世)

    伊藤達哉  三好康児
     (岩崎悠人) 

 杉岡大暉         藤谷壮
                 (長沼洋一)

    中山雄太  松本泰志


  板倉滉  立田悠悟  大南拓磨


       小島亨介

===================

【得点者】
前半17分;小川航基
前半45分;小川航基(PK)


U-23クウェート戦>

U-21日本代表 5-0 U-23クウェート代表

フォーメーション:3-4-2-1
===================

       上田綺世
        (小川航基)

    久保建英  旗手怜央
     (伊藤達哉)   (岩崎悠人)

 菅大輝          長沼洋一

    伊藤洋輝  神谷優太
    (板倉滉)    (松本泰志)

 小林友希  中山雄太  橋岡大樹
        (立田悠悟)

       山口瑠偉
       (谷晃生)

===================

【得点者】
前半27分;旗手怜央
前半41分;上田綺世
後半10分;上田綺世
後半28分;上田綺世
後半36分;小川航基

 

<U-23UAE戦>

U-21日本代表 1-1 U-23UAE代表

フォーメーション:3-4-2-1
===================

       小川航基
        (上田綺世)

    岩崎悠人  三好康児
     (伊藤達哉)   (久保建英)

 杉岡大暉         長沼洋一

    中山雄太  松本泰志


  板倉滉  立田悠悟  大南拓磨
              (橋岡大樹)

       小島亨介

===================

【得点者】
後半26分;上田綺世


◆あとがき

 日本は1勝2分けで準優勝に終わった。
 フル代表での国際親善試合があった森保監督に代わって横内コーチが監督代行を務めた。

 この世代、フォーメーションは「3-4-2-1」がベースになるだろう。
 2018アジア大会準優勝メンバーに、AFC U-19選手権FIFA U-20W杯出場権を獲得したメンバーが揃ったということで、怪我人を除けば現状でのベストメンバーが揃った印象を受ける。
東京オリンピック世代だがフル代表に選出されている堂安選手、冨安選手を除く。

 

 連携面では難しいところがあったかもしれないが、東京オリンピックに向けての課題は「勝ち切れなかったこと」だろう。

 特にUAE代表との最終戦
 後半開始早々に1点をリードされてしまい、そこから同点に追いついたまでは良かった。
 しかし、1対1と同点になり残り時間が約20分あったのに、勝ち越せなかったところがチームとしての課題だろう。

「勝てば優勝」という可能性がある中で、試合で輝きを放つ選手が出てきてほしいところだ。

 東京オリンピックにはオーバーエイジ枠を使用するみたいなので、今回の結果だけを見ると、勝負強さを持った選手が選ばれそうな感じがしている。

 2019年アジアカップにアンダー世代から1人はフル代表に選出されるのかな?と頭を過ったが、今回はまだ難しいかもしれないな。

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サッカー日本代表:国際親善試合/キルギス戦[2018.11.20]

 2019年アジアカップ前、最後の代表戦になったことで、メンバー入りへのアピール合戦となった。

 

キルギス戦レビュー

日本代表 4-0 キルギス代表

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:豊田スタジアム
観客数  :38,353人
天候   :晴れ
気温   :12℃
湿度   :39%

 

◆日本代表のフォーメーション
※選手名敬称略
()内は交代出場した選手

フォーメーション:4-2-3-1
===================

       杉本健勇
      (大迫勇也

 原口元気  北川航也  伊東純也
(中島翔哉) (南野拓実)  (堂安律)

    三竿健斗  守田英正
     (柴崎岳)

山中亮輔 槙野智章 三浦弦太 室屋成
     (吉田麻也)

       権田修一

===================
【得点者】
前半 2分;山中亮輔
前半19分;原口元気
後半27分;大迫勇也
後半28分;中島翔哉

 

◆編集長の考察

 ベネズエラ戦からスタメン11人を入れ替えてきた。
 2018年最後の親善試合で2019アジアカップまで最後の代表戦ということで、1人でも多くの選手をプレーさせて選考を行っているような印象を持った。

 キルギスが守備的に来てくれたから、引いて守られる時間帯が増えると予想されるアジアカップでの予行演習にはなったとは思う。

 5-4-1と守備を固めたキルギスに対して、日本は両サイドバックを高い位置まで上げていた。
 これだけでも厚みのある攻撃は出来るし、原口選手、伊東選手がドリブルで相手守備陣を崩しにいっていたのでドリブラータイプの選手がカギを握るだろう。

 

 では、ワントップと左サイドバックの人材不足は解決されたのだろうか?


 何事もなければ、ワントップは大迫選手、左サイドバックは長友選手がファーストチョイスになることは間違いないだろう。現日本代表メンバーの中で代えの効かない選手になっている。

 問題はバックアップの選手。
 長友選手が肺気胸のため戦線を離脱しているため、アジアカップに間に合うか今のところ不透明。
 この2試合で佐々木選手、山中選手が左サイドバックで起用されたが、山中選手の方が一歩リードしている印象を受けた。

 左利きでミドルシュートという飛び道具もある。
 攻撃では原口選手、守備では槙野選手と良い距離感でプレー出来ていたように感じる。

 この2試合で表面化した問題はワントップを務める大迫選手のバックアップ選手だろう。ロシアW杯以降、出場した代表戦では安定したプレーを見せている。ゴール数は物足りないものはあるものの、ポストプレーヤーとしての存在感は圧倒的だ。

 杉本選手が2試合を通じてアピールできなかったこともあり、怪我で招集できなかった小林悠選手、浅野拓磨選手、川又堅碁選手、鈴木優磨にもチャンスは残っている。

 

 ワントップ、左サイドバックに注目していたが、トップ下も南野選手のバックアップが物足りない印象。
 トップ下というより縦関係での2トップのような位置取りをしたり、純粋にトップ下でプレーするといった時間帯で流動的にポジションを入れ替える必要がある。
 守備では前線からのプレスでファーストディフェンダーになるなど、求められるタスクは多い。

 それを体現していたのは南野選手であり、ピッチに入ればチームに推進力を与えてくれる。このチームに香川真司選手、乾貴士選手が加わったら、どんなチームになるんだろうか。

 ワントップ、左サイドバック、そしてトップ下。

 アジアカップでどの選手が招集されるか楽しみに待ちたい。

 サプライズあるかな…

日本代表:Road to カタール(12)国際親善試合/キルギス戦[2018.11.20] | FOOTBALL NOTE

サッカー日本代表:国際親善試合/ベネズエラ戦[2018.11.16]

 11月16日にベネズエラ代表、11月20日キルギス代表と対戦する日本代表。
 怪我による辞退者もあり少しメンバー構成が変わった。

 今回の記事では、代表招集メンバーのおさらいとベネズエラ戦レビューをお届けする。

◆招集メンバー
※11月16日にベネズエラ代表、11月20日キルギス代表と対戦する日本代表メンバーのリスト。選手名敬称略。

[GK]
東口順昭ガンバ大阪
権田修一サガン鳥栖
シュミット・ダニエルベガルタ仙台

[DF]
槙野智章浦和レッズ
吉田麻也サウサンプトン/イングランド
佐々木翔サンフレッチェ広島
酒井宏樹マルセイユ/フランス)
山中亮輔(横浜F・マリノス
室屋成 (FC東京)
三浦弦太ガンバ大阪
冨安健洋(シントトロイデン/ベルギー)

[MF]
青山敏弘サンフレッチェ広島
原口元気ハノーファー/ドイツ)
柴崎岳 (ヘタフェ/スペイン)
遠藤航 (シントトロイデン/ベルギー)
伊東純也(柏レイソル
中島翔哉ポルティモネンセ/ポルトガル
南野拓実ザルツブルク/オーストリア
三竿健斗鹿島アントラーズ
堂安律 (フローニンゲン/オランダ)

[FW]
大迫勇也ブレーメン/ドイツ)
鈴木優磨(鹿島アントラーズ
北川航也(清水エスパルス

【怪我で辞退】
青山敏弘サンフレッチェ広島
鈴木優磨(鹿島アントラーズ

【追加召集】
守田英正(川崎フロンターレ
杉本健勇セレッソ大阪

 

ベネズエラ戦レビュー

日本代表 1-1 ベネズエラ代表

<スタジアム/現地情報>
スタジアム:大分スポーツ講演総合競技場
観客数  :33,364人
天候   :屋内
気温   :14℃
湿度   :75%

◆日本代表のフォーメーション
※選手名敬称略
()内は交代出場した選手

フォーメーション:4-2-3-1
===================

       大迫勇也
      (北川航也)

 中島翔哉  南野拓実  堂安律
(原口元気) (杉本健勇) (伊東純也)

     遠藤航  柴崎岳

佐々木翔 吉田麻也 冨安健洋 酒井宏樹

     シュミット・ダニエル

===================
【得点者】
前半39分;酒井宏樹

 

【編集長の考察】

 試合前にアクシデント発生。
 スタジアムへの道が大渋滞のためバスが進まず、選手の会場入りが大幅に遅れた。

 日本代表が会場に到着したのが18時49分。
 キックオフが19時30分予定となっていたが、定刻での開始となったため、ウォーミングアップが不十分な状態で試合開始を迎えることになった。

 なお、ベネズエラ代表チームは18時44分。審判団は18時45分に到着した。

 

 前半開始立ち上がりはゆっくりした展開。
 ウォーミングアップの時間が短縮された影響なのか観ていて気になった。

 前半が良かったのはベネズエラの方だろう。日本対策も効果的だったかな。
 先月ウルグアイに勝利したことがベネズエラを本気にさせたように思う。

 同じ南米予選を戦うライバル国がアウェー日本で敗れた。
 ウルグアイに勝利した日本とどれだけできるか。ベネズエラのモチベーションも高かったように感じた。

 試合を観る限り、南野選手には8番のリンコン選手がマンマーク気味についていたので、あまり自由にプレーさせてもらていなかった印象。

 中島選手には下がってボールを受けにいっても必ず1人はついていたし、ドリブルが始まると2人で囲む場面もあった。

 攻撃のキーマン2人を抑えつつ、全体的にベネズエラの前線が日本自陣の深い位置までボールを追いかけてきていた。
 日本のディフェンスラインとボランチの間でボールを奪われるとカウンターから失点するシーンは多いので、狙いどころとしては正しい。

 日本代表を応援しているつもりだが、今の日本代表に勝つためにはどのような戦略でいけば良いのか?ということをたまに考えてしまうことがある…。困ったクセだ。

 

 ベネズエラが優勢だったが、その中でも日本はチャンスを作っていた。
 堂安選手、中島選手とも決定的な場面があったので、決めていたらもっと楽な試合展開になっていたかもしれない。

 吉田選手からの縦パスがこの試合は攻撃のスイッチになっていたのは新しい発見。
 南野選手がウラに抜けてからの大迫選手へのセンタリングは、惜しくもパススピードが足りずベネズエラディフェンダーにカットされてしまったが、今まではあまりなかった攻撃のオプションで、今後も攻撃のカギになりそうだ。
 センターバックにもパス精度を求める時代になるかも。

 

 一方で、日本の武器であるサイド攻撃は封じられていた。
 サイドで数的優位を作りたくても、2対2の状態に持ち込まれてしまっていたので、スピードに乗った突破が難しかった。

 右サイドは堂安選手、酒井選手と仕掛けることができたが、左サイドは中島選手が孤軍奮闘状態だったのが気になった。
 中島選手が全体の上りを待っているかのようなボール運びをしている時も、左サイドバックの佐々木選手が中島選手を追い越してサポートする場面はなかった。
 高い位置は取っていても、裏のスペースへのフリーランニングがないと中島選手のドリブル効果が半減してしまう。長友選手不在の影響は攻撃面で大きかった。

 中島選手のフリーキックから酒井選手が合わせて日本が先制。
 その後ベネズエラがPKを決めて同点に追いつく試合展開だったが、日本の前線4選手(大迫選手、南野選手、中島選手、堂安選手)が交代となった後、日本の攻撃が停滞したのが気になった。

 その中でも原口選手、北川選手は少ないチャンスの中でも自分の特徴を出してプレーしていたが、先発組との差が明確になってしまった。ベンチメンバーの層はアジアカップに向けて課題になるだろう。

 

 解説の戸田和幸氏も発言していたのだが、プレー面で交代出場組と1番大きな違いは前線のプレス。
 大迫選手、南野選手は細かくポジションを変えながら、積極的にプレスをかけていた。そのプレスがなくなればベネズエラも自陣でボールを回しやすくなるから、日本は後手後手に回ることになったのは試合を観れば明らかだ。

 ただ、その中でも試合終盤まで見逃せない試合を選手は見せてくれた。
 親善試合でも1対1と同点の後半終盤にパワープレーで吉田選手を前線に残っていたのは、このチームの方向性を示しているように感じた。

http://footballnote.jp/

サッカーU-21日本代表:UAE遠征「ドバイカップU-23」

 U-21日本代表は『ドバイカップU-23(11月11日~21日)』に参加し、14日にU-23ウズベキスタン、17日にU-23クウェート20日にU-23UAEと対戦することになっている。

◆招集メンバー
※選手名敬称略。

[GK]
小島亨介(早稲田大学
滝本晴彦(柏レイソル
山口瑠伊(エストレマドゥーラ/スペイン)

[DF]
板倉滉 (べガルダ仙台)
大南拓磨(ジュビロ磐田
立田悠悟(清水エスパルス
橋岡大樹(浦和レッズ
小林友希(ヴィッセル神戸U-18

[MF]
中山雄太(柏レイソル
三好康児コンサドーレ札幌
長沼洋一(FC岐阜
伊藤達哉(ハンブルガーSV/ドイツ)
藤谷壮 (ヴィッセル神戸
岩崎悠人(京都サンガ
松本泰志(サンフレッチェ広島
杉岡大暉(湘南ベルマーレ
菅大輝 (コンサドーレ札幌
齋藤未月(湘南ベルマーレ
伊藤洋輝(ジュビロ磐田
久保建英(横浜F・マリノス

[FW]
小川航基(ジュビロ磐田
上田綺世(法政大)
田川亨介(サガン鳥栖

 

【怪我で辞退】
滝本晴彦(柏レイソル
田川亨介(サガン鳥栖
齋藤未月(湘南ベルマーレ

【追加召集】
谷晃生 (ガンバ大阪
神谷優太(愛媛FC
旗手怜央(順天堂大

 

◆あとがき

 森保監督は国際Aマッチデーのためフル代表で指揮を執るため、横内コーチが監督代行を務めることになった。

 2018年8月に開催されたアジア大会で、本来なら23歳以下の選手が出場可能のところを、2年後の東京オリンピックを視野に21歳以下の構成で準優勝を果たしたメンバーに、AFC U-19選手権FIFA U-20W杯の出場権を獲得したメンバーが融合した。

 既にJリーグの所属チームでもコンスタントに出場機会を得ている選手も多い。
 A代表に招集されている堂安選手と冨安選手は、東京オリンピック世代ということもあり、U-21代表の注目度が増してきている。

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サッカー日本代表:森保監督体制で迎える3度目の国際親善試合

 11月16日にベネズエラ代表、11月20日キルギス代表と対戦する日本代表。
この2試合に挑む招集メンバーが発表された。

 

【招集メンバー】
※11月16日にベネズエラ代表、11月20日キルギス代表と対戦する日本代表メンバーのリスト。選手名敬称略。

[GK]
東口順昭ガンバ大阪
権田修一サガン鳥栖
シュミット・ダニエルベガルタ仙台

[DF]
槙野智章浦和レッズ
吉田麻也サウサンプトン/イングランド
佐々木翔サンフレッチェ広島
酒井宏樹マルセイユ/フランス)
山中亮輔(横浜F・マリノス
室屋成 (FC東京)
三浦弦太ガンバ大阪
冨安健洋(シントトロイデン/ベルギー)

[MF]
青山敏弘サンフレッチェ広島
原口元気ハノーファー/ドイツ)
柴崎岳 (ヘタフェ/スペイン)
遠藤航 (シントトロイデン/ベルギー)
伊東純也(柏レイソル
中島翔哉ポルティモネンセ/ポルトガル
南野拓実ザルツブルク/オーストリア
三竿健斗鹿島アントラーズ
堂安律 (フローニンゲン/オランダ)

[FW]
大迫勇也ブレーメン/ドイツ)
鈴木優磨(鹿島アントラーズ
北川航也(清水エスパルス


【編集長の視点】

 あまり驚きのない招集メンバーとなった。
 ウルグアイとの一戦を振り返ってもメンバーを入れ替える必要はあまり感じていなかったので、怪我でもない限り大きな変化はないと予測はできた。

 ベネズエラ戦、キルギス戦を通して、ウルグアイ戦で見せたサッカーがたまたまだったのか、それとも100%の出来だったのか、を見極めたいと思っている。

 気になるのは不動の左サイドバックだった長友佑都選手の代役探し。
 肺気胸ということで復帰時期が未定のため、2019年1月に開催されるアジアカップへの出場も微妙となっている。

 ウルグアイ戦を見る限り、サイドバックが中盤の選手を追い越して攻撃参加する場面も多かった。
 右サイドバックの酒井選手、室屋選手はどちらが出場しても同じようにチームプランを実行していたように見ているが、左サイドバックの長友選手と佐々木選手が同じようなプレーをしていたとは思えなかった…。

 選手それぞれにプレーの特徴があるのは当然だが、代表チームという特殊な空間でチームコンセプトに合ったプレーをする必要はある。
 長友選手の偉大さを改めて実感している。

 左サイドバックのポジションということで、横浜F・マリノス山中亮輔選手がA代表初招集となった。
 左足から繰り出されるフリーキックミドルシュートが印象的な選手だが、長友選手のよう豊富な運動量で勝負するタイプではないように見ている。

 山中選手はU23で左サイドバックの1番手だったが、怪我のためリオ五輪メンバーに選出されなかった苦い経験もあるので、巡ってきたチャンスを掴んでもらいたい。そのためには守備面で代表チームにフィットできるかがポイントになる。

 そして左サイドでコンビを組むことが予想される中島選手との連携。
 同時起用が実現したらリオ五輪アジア最終予選以来になるが、あの時から成長した姿をフル代表で見せることができるのだろうか。

 中島選手、南野選手、室屋選手といったリオ五輪世代が主力として台頭してきているので、豊川雄太選手、植田直通選手の招集も期待していた。

 現在ベルギーリーグで主力としての地位を少しずつだが確立しているので、所属クラブに専念ということだろうとプラスに捉えておきたい。

 若手の台頭もありロシアW杯組の印象が薄れているように思われる方もいるかもしれないが、そんなことはない。
 長友選手、吉田選手、大迫選手、酒井選手は既にチームには欠かせない存在になっている。

 中盤の中島選手、南野選手、堂安選手があそこまでプレーできているのは、大迫選手のポストプレーがあるから。
 さらに長友選手、酒井選手の中盤を追い越す動きがサイドで数的優位を作って攻撃に勢いを持たせている。

 守備の要として経験豊富な吉田選手がいる最終ラインがチーム全体を引き締めてくれている。
 ウルグアイ戦での3失点は課題として残っているので、この2試合でどこまで改善されているかにも注目したい。

 結果も大事だがアジアカップを前に内容も問われる試合となる。

 不甲斐ないプレーがあれば、香川選手、乾選手の再招集も考えられるだろう。

 国際親善試合だが、代表戦ということで消化試合ではない。

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肺気胸とはどんな病気!?

UEFAチャンピオンズリーグ、グループリーグ第3戦。
現地時間2018年10月24日にガラタサライのホームで行われたシャルケとの一戦。

長友選手は左サイドバックで先発出場。
しかし、後半37分にアクシデントが発生する。

ボールが長友選手の体に当たってラインを割り、プレーが中断した瞬間、長友選手はその場でピッチに仰向けに倒れ込んだ。

当初はボールの当たりどころが悪かったのかと思ったが、押さえていたのは胸のあたりで、ボールが直撃した位置とは異なるように思えた。

メディカルスタッフがプレー続行不可能のジェスチャーを送っている。
無尽蔵のスタミナを誇る長友選手が怪我以外で交代することは考えにくい。

長友選手は自分で歩きながらピッチを後にしたため、大事を取っての交代かと思われたが、病院で検査を受けた結果「気胸」と診断され、現時点では全治不明となっている。

 

◆肺気胸(はいききょう)とは
気胸というより「気胸」の方が一般的な病名のようだ。

気胸(ききょう、Pneumothorax)は、胸腔内で気体が肺を圧迫し、肺が外気を取り込めなくなった状態である。
出典元:wikipediaより引用

自然気胸と呼ばれるものがほとんどのようだが、胸に穴があいた状態と認識するのが一般的なようだ。

厄介なのは再発する危険性が高いこと。
アスリート、特にサッカー選手にとっては致命的なのかもしれないと不安が過ったので少しだが調べてみた。

 

気胸の手術
気胸と診断された場合、胸腔鏡下手術(きょうくうきょうか)を選択することが多いようだ。

胸腔鏡下手術とは、胸に小さな傷をつけて行う手術方法であり、2cm程の切開を複数作成し、そこから胸腔鏡と手術道具を挿入して行う手術です。
出典元:慈恵会医科大学附属柏病院 - 学校法人 慈恵大学

【術後について】
歩行は個人差はあるが、術後半日もすれば一人で歩けるようになるそうだ。
「歩く」という行動が回復につながるという説もある。

食事についても手術翌日は難しいかもしれないが、術後2,3日すれば普通に取れるようになるそうだ。

※あくまで個人差はあります。

 

◆復帰時期は?

ガラタサライの公式サイトによると、2018年10月27日に手術を行ったと発表した。

手術は成功したようだ。

手術後3,4日で退院は出来そうだが、復帰するまでは未定となっている。

一説には1か月程度。
全治3か月から6か月という情報も出ている。

胸腔鏡下手術が1番体に負担の少ない手術だということだが、サッカーは特に走るスポーツなので、復帰時期は未定としかいえない。

 

◆サッカー選手での前例

Jリーグ1部のサガン鳥栖に所属する豊田陽平選手が、2017年5月に外傷性気胸と診断された時は全治3~4週間と発表された。

この時は最短での復帰を果たしているが、2017年7月以降はフル出場の回数が激減している。

気胸との因果関係があるのかわからない

年齢的なことも考えた

豊田選手が1985年4月11日生まれ。
長友選手が1986年9月12日生まれ。

と、1つしか年齢が離れていない。

豊田選手は現在もサガン鳥栖で現役を続けているため、選手生命の危機に直面しているわけではなさそうだ。

 

◆日本代表不動の左サイドバック不在

11月の代表戦は間違いなく欠場になるだろう。
長友選手のプレースタイルから考えるとしっかり治してから復帰してほしい。
例え2019年のアジアカップに間に合わなくても…。

 

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サッカー日本代表:代表チームの分岐点

 先日の週末にリーグ戦が再開された。
 いつもの日常に戻ったが、私の中ではまだ代表戦の余韻が残っている。

 これまでの3試合(コスタリカパナマウルグアイ)を観ていて代表チームの目指す形が、少しだけ見えてきた気がしている。

・攻守の切り替えが早い
・両サイドが高い位置からどんどん仕掛ける
・ディフェンスラインはコンパクトに
・フィジカル勝負には持ち込まない
・若手の勢いとベテランの経験

 代表のチームコンセプトがはっきりと示されているのであれば、選手の入れ替えがあったとしても、日本代表としての確固たる戦い方が作れそうだと感じている。

 

◆フォーメーションについて

 日本代表(フル代表)は4-2-3-1または4-4-2ということだろう。
 3バックは現状考えられない。3-4-2-1はしばらく封印という形で良い。

 ロシアW杯前にガーナ戦で3-4-2-1を試したが機能しなかった。
 長谷部誠選手がリベロに入ることが前提条件という仮説は立てられるが、立証することは難しい。

 実際格上の相手となるときは、4バック+ボランチが1枚下がって5バック気味になることはある。
 ハリルホジッチ監督の時に採用していた4-3-3は、攻められている時間帯はアンカーが下がって5バックを形成する時もあった。

 守備の時はブロックを作って守るように決まりごとがあるように思う。
 先日のウルグアイ戦でも攻撃時は4-2-3-1で、守備時は4-4-2と組織化されていたように思う。
 仮に今後3バックを成熟させたとしてもウルグアイを相手に失点が2で収まる保証はない。

 FOOTBALL NOTEでは、日本代表は「4-2-3-1」をこのまま成熟させるべきだ。と提唱したい。

 

ウルグアイ戦が良くも悪くも分岐点

 攻撃陣が良かっただけ?それともまだ先があるのか…。

 ウルグアイ戦で特に目立ったのは、2列目の左から中島翔哉選手、南野拓実選手、堂安律選手。3選手ともまだ若い。だから今後の成長に否応なしに期待してしまう。

 中島選手はポルトガル、南野選手はオーストリア、堂安選手はオランダと海外クラブで経験を積んでいる。
 今後4大リーグやビッククラブに移籍する可能性もあるが、そこでレギュラーになれば、ウルグアイ戦より間違いなくプレーの質は高くなる。

 視点を少しズラすと、大迫選手、長友選手、酒井選手が2列目の3選手を生き生きとプレーさせることができたからの結果ともいえる。
 個ではなくチームとして攻撃が良かったから、連携面で成熟すればもっと良くなるのは間違いないと期待だけが膨らんでいく。

 また2列目の選手の守備への意識も注目したい。
 中島選手、堂安選手が上がってできたウラのスペースを消していたのは、長友選手と酒井選手だったし、南野選手が守備に戻るより早く最前線にいた大迫選手が守備に回っていた場面もあった。

 ベテランがプレーで見せたことを若手が今後どのようにピッチの上で体現してくれるのか、11月に行われるベネズエラ戦(16日)、キルギス戦(20日)で確認したい。

 それだけ、ウルグアイ戦の勝利という結果、プレーの内容は今後の日本代表を語る上で大きな基準を作ったといって過言ではない。

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