今週1番驚いたことは「ハリルホジッチ監督の電撃解任」だ。私も緊急の編集会議を余儀なくされたし、掲載記事の差し替えなど作業に追われた1週間だった。
解任の余波は広がり、現在も混乱は続いている。
この件に関して、海外メディアはどのように反応したのだろうか…。
【海外メディアの反応】
[フランス]
『レキップ』※速報で伝えている。
まだ正式決定されていないものの、ハリルホジッチ監督の解任はもはや既成事実化している。ハリルホジッチにとってワールドカップ直前で追放されたのはこれが初めてではない。
『 France Football 』
日本のハリルホジッチ監督がロシアW杯まで残り2ヶ月を切ったこのタイミングでまさかの解任の憂き目に合う。
[ドイツ]
『キッカー』
極めて驚きを伴うものだ。これまでの日本サッカー協会の行動を考えれば、対照的なまでの行為である。ここ3カ月ほど、日本代表の試合はプレークオリティーを欠いていた。
ただし結果よりも大きな別のポイントは、ハリルホジッチがチームの基礎になっていることを無視してチームを変えようとしていたことではないか。例えば、ケイスケ・ホンダやシンジ・カガワを冷遇することがファンや選手たちの理解を得られなかったが、それは彼の試みにおいて大きな失敗になった
[スペイン]
『マルカ』
日本サッカー協会が、W杯まで2か月というタイミングで代表監督のハリルホジッチを解任。日本代表選手の一部は、その厳しいメソッドに不満をこぼしていた。
『アス』
W杯の開幕まで2か月のところでハリルホジッチを解任。驚くべき発表。ハリルホジッチが出て行くのは、W杯の開幕目前のタイミングであり、このようなことはかつて起きたことがない。
↓ロシアW杯グループリーグで対戦する、コロンビア、セネガル、ポーランドメディアが報じた内容などの詳細はコチラでご確認ください。
【ハリルホジッチ氏の動向】
近々、ハリル氏が日本に来日してメディア向けに会見を開くという情報もある。W杯2ヶ月前に起こった前代未聞の解任劇は、まだまだ静まりそうにない。