ハリルホジッチ氏は解任された本当の理由、真実が知りたいという印象だった。田嶋会長による会見で、選手とのコミュニケーション不足が取り上げられていたが、ハリルホジッチ氏には心当たりがないという印象を受けた。
この会見を見て1つの結論を出すとすれば、「選手とのコミュニケーションが希薄になっていたのではない。協会とのコミュニケーションが出来ていなかった」ということになるだろう。
【コミュニケーションが取れていなかったのは協会の方だ!】
会見を通じて、ハリルホジッチ氏が理解してもらいたかったのは「選手とのコミュニケーション」についてだろう。
田嶋会長の会見を振り返ってみると、「選手とのコミュニケーションや信頼関係が薄れてきた」とある。
この時点で両者の主張が、かみ合っていないことになる。
ハリルホジッチ氏は会長、技術委員長も問題があることを1度も何も言ってくれなかった。とも証言している。問題があると感じるなら指導するのが役割だと思うが、そこを放棄して突然解任を告げにパリで密会することは代表監督に対するリスペクトを欠いている。
【リアルタイムのつぶやき】
会見を見ながら、ツイッター(@FOOTBALLNOTE11)で気になったことをつぶやいていた。#ハリル会見
[以下、一例]
・日本代表監督として仕事をするオフィスがない!?
・選手とのコミュニケーションは取れていた。選手の誰とも何の問題もなかった。
・海外遠征を行った親善試合は、W杯のための認識だった。結果のことは頭になかった。
・解任通告は本当に突然だった。
・記事を書く皆さん。客観的に書いてください。
【あとがき】
今日の会見を聞いた率直な感想は「真実はまだ闇の中にある」ということだ。
ハリルホジッチ氏が「解任の真実が知りたい」と発言したように、ファン・サポーターもそう思っているに違いない。
「選手とのコミュニケーションや信頼関係が薄れている」という証言は無効になったのだから。