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立間編集長の思索部屋~FOOTBALL NOTE分室~

続:ハリルホジッチ氏記者会見の真意を読み解く

 前回掲載したコラム(サッカー日本代表前監督ハリルホジッチ氏の会見。真実は?)に補足するのなら、以下の文章を追加したい。

 

 「今回の会見を行ったのは解任に反論したいわけではない。解任理由の真実が知りたかっただけ。ハリルホジッチ氏は、協会に解雇権があるので解雇については問題にしていない。ただ、監督に対するリスペクトがないことは問題。またコーチ仲間に対しても同じ思いがある。」


【不満を持っていた選手がいたことについて】

 この件に関しては少し続報を探していた。

 ロシアW杯出場を決めたオーストラリア戦後に2人の選手が不満を持っていたことを明らかにした。

 

 この部分だけ取り上げてしまうと問題発言になるのだが、ハリルホジッチ氏の発言をそのまま載せると「歴史的な勝利でオーストラリアに勝ってW杯予選を通過した試合の後ですら、試合の後に2人の選手はガッカリしていました。それまでは何度も試合に出ていたのです。だからガッカリした様子が残念でした。」となる。

 

 会見後、この話題を取り上げた各媒体の記事にはアクセスが集中していた。

 記事の中にはその試合のスタメン、ベンチ入りメンバーを全員掲載したことで、犯人探しが一気に加速してしまった。

 

 この件に関して私は自身のTwitter(@ijaw_rensyugi)で、このようにつぶやいた。
※個人アカウントでのつぶやきです。

 

「一部の選手との確執?W杯出場を決めたオーストラリア戦後に2名の選手が出れなかったことに落胆。とあるが、本田選手、香川選手ではないと信じている。」

 

「思い返してみてほしい。2017年8月のことを。本田選手はパチューカに移籍するも怪我のため調整が遅れていた。香川選手も脱臼から復帰したばかりでコンディションに問題があった。試合も日本がリードする展開だったのもあり、出番がなかっただけ。」

 

「そもそもこの2選手は、何かあれば直接監督と議論するだろう。ザックジャパン時代は通訳日記にも記載されているように、納得するまで話し合いが行われていた。」

 

 不満を持っていた選手が2人いたのは本当だとしても、それが今回の監督解任劇に繋がっているとは思えない。

 しかし、日本のメディア、一部のサポーターが怖いと感じることがある。

 それは「不満を持っていた選手がいる」が「監督解任のために造反した選手がいる」にすり替わってしまっているところだ。

 ハリルホジッチ氏は会見後、別のインタビューで不満を持っていた選手の名前を言うつもりはないと発言している。犯人探しもここで終了した方が良いと考える。

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