サッカー日本代表メンバー27名が発表された。
個人的な感想は、ハリルホジッチ氏の監督時代とあまり変わらない顔ぶれに怪我やコンディション不良で外れていた常連メンバーが復帰した印象だ。
ただし、これでW杯メンバーが決まったわけではない。この中からあと4名は外れることになる。
所属チームで出場機会を失った選手、特に井手口選手と浅野選手にはガーナ戦が最後のアピールの場が与えられたと見ている。
今回発表された27名がW杯メンバーの暫定リストになるが、5月31日までまだ時間はあるのでまだ公表されていない予備登録メンバー5名が逆転でW杯メンバー23名の枠に入ることだってあり得る。
予備登録メンバー35名のうち、今回の発表で27名がはっきりした。さらに、怪我のためメンバー外となった今野泰幸選手(ガンバ大阪)、小林悠選手(川崎フロンターレ)クラブの事情でガーナ戦招集見送りとなった久保裕也選手(ヘント/ベルギー)の3名の選手。久保選手については追加召集の可能性が示唆されている。
結果として予備登録メンバーの30名までは公表された形となるが、公表されていない5名の選手については、まだ謎のままである。
【公表されていない5名の選手について】
[編集長の予想]
GK:西川周作(浦和レッズ)
DF:内田篤人(鹿島アントラーズ)
DF:車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
MF:清武弘嗣(セレッソ大阪)
FW:中島翔哉(ポルティモネンセ)
※選手名敬称略
[予想の根拠]
今回の会見での言葉を拾って発想を広げただけだが、「怪我で呼べなかった選手がいる。」ということで、今野選手、小林悠選手が外れたが、怪我から復帰したばかりなので試合を観てみないとわからない選手として、清武選手を上げた。中盤からパスの出せる青山選手が選ばれているのを見るとパサータイプの選手の可能性はある。
「ポリバレント」という言葉も気になった。中島翔哉選手が外れたことに言及していたのだが、先日1部の記事で予備登録メンバーの中に海外組が19名入っていると報道された。このリストが事実なら、今回の発表で外れた中島選手が35人枠に入っていた可能性は高い。
残りの2名については憶測だが、ガーナ戦の27名のリストを見てサイドバックが本職の選手が少ない印象を受けた。長友選手、酒井宏樹選手、酒井高徳選手の3名だ。槙野選手は左サイドバック、遠藤航選手が右サイドバックで起用できるが、こういう部分でポリバレントな選手を重宝したのだろうか。
以上のことから、サイドバックが本職の2名が予備登録メンバーに入っていたと予想する。右サイドバックは内田選手、左サイドバックは車屋選手。これまでの実績、ここ最近まで招集されていたなど、選出される理由もあると見ている。