日本はスイスに0対2で敗れるも、パラグアイには4-2で勝利した。
日本とグループリーグで対戦する、コロンビア、セネガル、ポーランドの近況がどうなっているか調べてみた。
【コロンビア代表】
6月1日のエジプトとの親善試合以降、試合なし。
6月11日にウズベキスタンと親善試合を実施することで調整に入ったという報道もあったが、試合が行われたという情報が現時点ではない。
【セネガル代表】
[クロアチア 2-1 セネガル(6月8日)]
スタメンとフォーメーション
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(4-2-3-1)
サコ
ニアン マネ サール
ゲイェ A.エンディアイェ
サバリ クリバリ サネ ガサマ
ディアロ
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【簡易考察】
<ゴール>(セネガル)
後半 3分;サール
クロアチアは両サイドをワイドに使い、深い位置まで攻め込んでいた。それに対するセネガルの守備は簡単にセンタリングを上げられていたのを見ると、ややイージーだった印象を持った。
特にセネガルは何度も右サイドから危ない場面を作られていた。日本のストロングポイントである左サイドからの連動した攻撃が出来ればチャンスはありそうだ。
セネガルの攻撃は縦に速い攻撃が印象的だった。ロングパス一本でゴールまで持っていた場面もあり、日本はリスタートには注意しなければならない。
【ポーランド】
[ポーランド 2-2 チリ(6月8日)]
スタメンとフォーメーション
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(4-3-3)
レバンドフスキ
グロシツキ ブラスチコフスキ
ジエリンスキ
リネティ クリホビアク
リブス ピシュチェク
パズダン ベドナレク
シュチェスニ
[ポーランド 4-0 リトアニア(6月12日)]
スタメンとフォーメーション
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(3-4-3)
レバンドフスキ
ミリク コブナツキ
ゴラルスキ クリホビアク
リブス ベレシンスキ
チョネク ベトナレク ジェイチク
ファビアスキ
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【簡易考察】
[チリ戦]
<ゴール>(ポーランド)
前半30分;レバンドフスキ
前半34分;ジエリンスキ
<ボール支配率>
ポーランド;48% チリ;52%
<シュート数>
ポーランド;12本 チリ;16本
レバンドフスキ選手のゴラッソが印象的だったが、ペナルティエリア外でもあそこまでフリーでボールを持たせると危険な選手だ。90分間、バイタルエリアに侵入されたらプレッシャーを与えていかないと簡単にやられてしまいそうだ。
2点リードしていたのに追いつかれたポーランドの守備陣が少し気になるが、チリはロシアW杯出場を逃したとはいえ、2016コパ・アメリカ王者、2017コンフェデレーションズ杯準優勝国の強豪なので単純に日本と比較できない。今の日本ではロースコアの展開に持ち込まなければ厳しいだろう。
[リトアニア戦]
<ゴール>(ポーランド)
前半19分;レバンドフスキ
前半32分;レバンドフスキ
後半26分;コフナツキ
後半37分;ブワシュチコフスキ(PK)
シンプルにディフェンスラインのウラを狙った攻撃が中心だった。後方からのロングボールで中盤を省略されたら日本にとっては難しい展開になるかもしれない。
2018年、レバンドフスキ選手が出場したポーランド代表の親善試合(韓国、チリ、リトアニア)では3試合連続でゴールを決めている。
ジエリンスキ選手、ミリク選手といった警戒しなければならない選手は他にもいるが、まずはレバンドフスキ選手を止めない限り、日本が勝ち点を積み上げることは厳しいだろう。日本代表はレバンドフスキ選手を抑えることができるのだろうか…。