◆マッチレビュー
日本代表 2-0 パラグアイ代表
<スタジアム/現地情報>
スタジアム:県立カシマサッカースタジアム
観客数 :29,071人
天候 :晴れ
気温 :25.6℃
湿度 :84%
◆日本代表のフォーメーション
()内は交代出場した選手
フォーメーション:4-2-3-1
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長友佑都 吉田麻也 冨安健洋 酒井宏樹
(安西幸輝) (植田直通)
権田修一
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【日本代表スタッツ】
ボール支配率 :50%
シュート数 :20本
枠内シュート : 9本
パス成功率 :82%(530本)
オフサイド : 1回
フリーキック :18本
コーナーキック: 4本
【編集長の考察】
前半は完全に日本のペースだった。
パラグアイも日本の縦パスに早めにプレスに行ってからカウンターといった狙いは見えたけど、相手の戦術を逆手に取った日本が圧倒していた。
大迫選手の先制点は、調子の良さを体現しているようだった。
長友選手からのセンタリングは、パラグアイディフェンダーに当たってイレギュラーになるも左足でしっかり合わせて決めきった!
南野選手の追加点は奪った時間帯も良かった。
それまでの崩しも、空いたスペースとピッチをワイドに使った攻撃で、パラグアイにボールの取りどころを与えず、酒井選手の折り返しのセンタリングが入った瞬間、ゴールが決まったようなものだった。
それ以上に長友選手、酒井選手の両サイドバックのここぞという時の攻撃参加が、日本の攻撃に厚みを生み出していた。
後半はパラグアイが2トップにしていたこともあり、一気に攻勢を強めてくるかと思った。
発端は、前半終了間際に中島選手が見せたリフティングドリブル。
日本が2点リードしている時間帯だったこともあり、このプレーに対してパラグアイの選手達は自分達が舐められていると捉えらえ、報復行為として中島選手に激しいタックルをお見舞いした。
南米の選手はこういったプレーを嫌う傾向にある。
しかし、後半立ち上がりの時間帯で日本がが流れを渡さなかったので、パラグアイは成す術を失ってしまった。
日本の堅い守備を前に、1度火が付いたかように思えた気力も時間とともに失っていたようだ。それだけ全体を通して日本が試合巧者だった。
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