●フランクフルト 0-2 ヴォルフスブルク
長谷部選手はリーグ戦3試合ぶりの先発出場。鎌田選手は後半開始から途中出場するも、見せ場を作ることなく試合に敗れた。
ホームではここまでリーグ戦無敗だったフランクフルトが、ホームで今季初黒星を喫した。
先制点の場面は、長谷部選手がマークについてはいたが、対峙したヴェフホルスト選手の方が駆け引きが上手くオフサイドも取れずにフリーでシュートを打たれたためGKにはノーチャンスだった。
しかし2点目は完全にGKのミス。DFからのバックパスをキックミスで、ヴォルフスブルクのビクトル選手に渡ってしまい追加点を与えてしまった。
ヴォルフスブルクは前半ロスタイムに退場者を出してしまい1人少ない状況になるも、フランクフルトが数的優位を活かせず、頼みの攻撃陣も不発に終わり完敗を喫した。
●ブレーメン 1-2 シャルケ
大迫選手は2トップの1角で先発フル出場。2点リードの後半34分に1点差に迫るゴールを決めて、今季リーグ4得点目を挙げた!
前半43分センタリングが直接ネットに吸い込まれる不運な形で先制を許すと、後半8分には左サイドバックのラングカンプ選手のパスをラマン選手がカットしてカウンターから追加点を決められる苦しい展開。
後半34分に大迫選手のゴールで1点を返し、なおも攻勢に出るも追いつくことが出来ずに敗戦。リーグ14位と低迷しているが、上位陣との対戦で勝ち点1ずつでも積み上げていかないと後半戦が苦しくなるだろう。
◆第12節を終えて
首位ボルシアメンヘングラードバッハがアウェイで今季昇格組のウニオンベルリンに敗れる波乱。ライプツィヒ、バイエルンは勝ち点3を積み上げ、首位まで1差に迫ってきた。
なおバイエルンはコヴァチ監督解任後、暫定で指揮を取っていたハンジ・フリック監督が正式に就任することになった。2019年内は指揮を取ることが決まっている。
ドルトムントは今季昇格組のパーダーボルンに対して前半だけで3失点と、ホームとは思えない試合…。後半に入ってから猛攻をしかけ2点を返すと、ロスタイムにロイス選手のゴールでなんとか引き分けに持ち込んだ。
リーグ6位(勝ち点20)と粘ってはいるが、前節にバイエルンを相手に大敗し、今節も低調な内容だったことから一部メディアからはファーブル監督解任の話題まで出てきている。
<順位表>
1位.ボルシアMG (勝ち点25)
2位.ライプツィヒ (勝ち点24)得失点差20
3位.バイエルン (勝ち点24)得失点差17
4位.フライブルク (勝ち点22)得失点差 8
5位.シャルケ (勝ち点22)得失点差 7
10位.フランクフルト (勝ち点17)
14位.ブレーメン (勝ち点11)