△フランクフルト 2-2 ヘルタ
長谷部選手、鎌田選手揃って先発フル出場。前半38分に鎌田選手のブンデスリーガ初得点がVARによって取り消しに…。それでもチームは2点ビハインドを追いつき引き分けに持ち込んだ。
鎌田選手の幻のゴールとなったシーンだが、左サイドからのセンタリングに中央で合わせてネットを揺らした。左サイドからセンタリングを上げる1つ前のプレーがファールとなったためVAR判定で取り消しになったが、認められれば流れの中から完璧なゴールだったので、徐々にブンデスリーガ初得点は近づいてきている。
引き分けに持ち込めたのも、ホームアドバンテージがあったからかもしれないが、2点ビハインドとなった2分後に1点差に迫るゴールを決めれたことが結果的に大きかった。
●ブレーメン 0-1 パーダーボルン
大迫選手は先発出場するも、スコアレスの後半13分に早々と交代。交代時にはフラストレーションの有り様を見せていた…
決定機を外したツケが最後回ってきたかな。後半終了間際にパーダーボルンのミシェル選手がゴールを揺らすも1度はオフサイドの判定になる。しかしVARの判定でゴールが認められ、これが決勝点となりブレーメンはホームで痛い黒星を喫した。
◆第14節を終えて
王者陥落。どうしたバイエルン。
首位ボルシア・メンヘングラードバッハとの重要な一戦で2対1と逆転負けを喫し、リーグ戦2連敗となった。
ポゼッションはボルシアMGが42%、バイエルンは58%。シュート数もボルシアMGが7本に対してバイエルンは18本と、アウェイながら試合を制していたのは間違いなくバイエルンだった。
先制したのもバイエルンだった。後半4分にペリシッチ選手のミドルシュートで先制したが、そこから少しずつホームのボルシアMGに流れが傾いていった。
後半15分に同点に追いつかれると、後半アディショナルタイムにペナルティエリア内でハビ・マルティネス選手がファールで止めてしまいPKを与えてしまう。
このPK、GKのノイアー選手もコースは読んでたけど、ベンセバイニ選手のシュートが上回った。
昨年までのバイエルンなら負けはなかったかもしれないが、現在首位に立っている好調のボルシアMGが相手ではわずかな綻びから傷口を広げてしまった結果かもしれない。
ボルシアMGは勝ち点を31に伸ばし首位をキープ。2位には1差でライプツィヒが続いている。ドルトムント、シャルケも良い位置にはつけているので、例年にない混戦になってきている。
バイエルンは勝ち点24で7位に沈んでいるが、年内どこまで巻き返してくるかでブンデスリーガの勢力図が変わる可能性もある。
<順位表>
1位.ボルシアMG (勝ち点31)
2位.ライプツィヒ (勝ち点30)
3位.ドルトムント (勝ち点26)
4位.シャルケ (勝ち点25)得失点差7 総得点25
5位.フライブルク (勝ち点25)得失点差7 総得点24
6位.レバークーゼン (勝ち点25)得失点差4 総得点22
11位.フランクフルト (勝ち点18)
14位.ブレーメン (勝ち点14)