レスター 1-2 サウサンプトン○
吉田選手はベンチ入りするも出番は無かった。チームは前回対戦で味わった9対0という屈辱的大敗のリベンジを果たした。
この試合もレスターが先制して嫌な流れになったが、逆転勝ちで前回の悪夢を自らで振り払った。リーグ戦はここ5試合で4勝1分と好調を維持している。
ウルバーハンプトン 1-1 ニューカッスル△
武藤選手は先日開催されたFA杯3回戦で臀部を痛めた影響もあり、ベンチ外。
怪我人続出のチーム状況の中、アウェイで勝ち点1を獲得し、リーグ戦での連敗を3で止めた。
トッテナム 0-1 リバプール○
南野選手はベンチ入りするも出番は無く、プレミアリーグデビューはお預けとなった。
◆第22節を終えて
今節の注目カードは、トッテナム対リバプール。
南野選手のプレミアリーグデビューも期待されたが、個人的にはモウリーニョ監督とクロップ監督の采配対決に注目して見ていた。
今季プレミアリーグでは1引き分けを含む無敗のリバプール。戦前の予想でもアウェイのリバプール有利を信じて疑わなかった。
それでもモウリーニョ監督なら何か策を練ってくるはず。と思わざるを得ないのはこれまでの実績があるから。
ポゼッションを捨ててカウンター狙いにシフト、4-4-2でブロックを作って守備を固めてきた。
しかしモウリーニョ監督の想定をリバプール攻撃陣が上回った。スコア上は1対0でリバプールが接戦を制したことにはなるが、内容はリバプールの完勝。
試合開始からリバプールの猛攻にトッテナムは耐えるだけで精一杯の時間帯が多かったが、リバプール守備陣のパスミスや、前線のプレスからチャンスは少なからず作り出してはいた。
ソン・フンミン選手、デレ・アリ選手を中心に何度か良いカウンターはあったが、最後の決定力に欠けたのは、エースのケイン選手の負傷離脱も影響していただろう。
個人的な主観として、ウィングまたはサイドハーフ、サイドバックは2つで1つという見方をしている。
リバプールといえば、3トップのサラー選手、マネ選手、フィルミーノ選手に注目がいくが、両サイドバックのアレクサンダー・アーノルド選手、ロバートソン選手の活躍があってこその3トップが機能しているといっても過言ではない。
今季リーグ戦、リバプールはここまで無敗だが接戦を制して勝ち点を積み上げてきている。次節はホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。
前回対戦では引き分けに終わり、リーグ戦で勝ち点3を奪えなかった相手と再戦になる。勝ち点3を取って独走で優勝まで突っ走るのか、それとも今季初黒星を喫するのか、週末を楽しみに待ちたい。
<順位表>※暫定
1位.リバプール (勝ち点61)
2位.マンチェスター・C(勝ち点47)
3位.レスター (勝ち点45)
4位.チェルシー (勝ち点39)
5位.マンチェスター・U(勝ち点34)