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立間編集長の思索部屋~FOOTBALL NOTE分室~

海外組日本人選手の評価:2021-2022シーズン夏の移籍市場

今回の移籍市場を賑わせたのは、クリスティアーノ・ロナウド選手とメッシ選手で間違いない。

イタリア・セリエAユベントスで今シーズンの開幕戦に出場したロナウド選手が、急転直下で古巣でもあるイングランド・プレミアリーグマンチェスター・ユナイテッドへの電撃移籍が決まった。
一方、世界に衝撃を与えたのがメッシ選手だ。バルセロナ退団の一報はまさに青天の霹靂だった。昨シーズンで契約が満了し、新シーズンに向けて再契約に向けて調整が進んでいると思った矢先の退団発表だった。

新しい所属先としてパリ・サンジェルマンへの入団があっさりと決まってしまったが、バルセロナのメインスポンサーを務める楽天絡みでヴィッセル神戸の名前が出たことは時代の流れだろう。

そもそも日本人選手を見ると今回は例年以上にJリーグ復帰が多かった印象を受ける。ヨーロッパのクラブに所属しながらステップアップを実現させた選手は少なかったのも事実だ。
比較的に安価な移籍金で獲得できる日本人選手に対して手を挙げないとなると、もしかしたら欧州市場では日本人選手の価値が下がってきているのかもしれない。

4大リーグは苦戦傾向

特に攻撃陣は予想以上に動きがなかった。
ヨーロッパでは攻撃的なポジションでプレーする日本人選手の評価は低い。特にFWは全滅だ。

昨シーズン、所属するベルギー1部のシントトロイデンで ゴールの活躍を見せた鈴木優磨選手がステップアップ移籍に最も近いと思っていたが、実現せずに残留することになった。獲得を希望するクラブはあったが、自身の希望通りにはいかなかったということだろうか。

また日本が誇る2列目が主戦の選手達も現状維持となった。
有力視されていた、フランクフルトの鎌田大地選手、ゲンクの伊東純也選手もステップアップ移籍は実現しなかった。PSVの堂安律選手もドイツ1部リーグへの完全移籍が噂されたが実現せずに残留となった。

一方、守備陣の選手にはビッグクラブへのステップアップが実現した。
冨安健洋選手がイタリア1部のボローニャからイングランド1部リーグのアーセナルへ完全移籍を果たした。移籍金は推定で1,980万ポンド(約30億円)と日本人選手にとっては歴代3位の大型移籍となった。

アーセナルといえば、稲本潤一選手(現SC相模原)、宮市亮選手(現横浜F・マリノス)、浅野拓磨選手(現ボーフム)が在籍していたチームだがほとんど出番を与えられることはなくレンタル移籍に出されてしまった苦い思い出もある。
冨安選手は9月28日時点でリーグ戦で3試合連続先発出場で直近2試合はフル出場とある程度戦力と計算されているので、新たな時代の扉を開けたといっても過言ではない。

ちなみに2021-2022シーズン夏の移籍市場での大型契約といえば、アストン・ヴィラからマンチェスター・シティへ移籍したジャック・グリーリッシュ選手が約141億円。
ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したジェイドン・サンチョ選手が約100億円と目立ったくらいか。ヨーロッパの移籍市場では毎回移籍金の金額で盛り上がるのだが、今年はこの2選手が特に目立った。

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